【CRI時評】山場を迎える中米貿易交渉、双方の利益「交わる部分」の拡大が必要

出典:CRI 掲載時間:2019-04-02
共有:

2日間に渡って行われた第8ラウンドの中米経済貿易ハイレベル協議が29日に北京で終了した。この協議はこれまでと同様に、中国共産党中央政治局委員、国務院副総理兼中米全面的経済対話中国側代表の劉鶴氏と、米国側ではライトハイザー通商代表とムニューシン財務長官が主導し、双方が合意書に関係する文案を議論して新たな進展を得た。


中米経済貿易ハイレベル協議はワシントンと北京を往復しつつ、過去4カ月にわたり計4ラウンドに渡り実施された。協議はすでに、最も重要で精力を最も要する段階に至っている。協議は非公開で進められているが、協議のテンポ加速に伴い、細かい状況がますます多く伝え聞かれるようになった。例えば、今ラウンドの協議では時間節約のために、歓迎夕食会をワーキングディナーの形式にして食事をしながら話し合いを続けることで、双方は合意した。それ以外にも、双方は今回のラウンドで形式を簡略化して開会式を設けず、ただちに本題に取り組み、合意書の文言を巡って議論した。双方のチームは両国指導者がアルゼンチンで達成した重要な合意の方向性に従って、たゆまぬ努力により実質的な進展を獲得した。これは実に容易ならざる成果であり、双方がとりわけ大切にせねばならないことだ。

米国通商省が27日に発表したデーターによれば、米国の1月の輸出総額は0.9%増の2073億ドルだった。ただし、中国向け輸出額は全体で71億ドルにまで下落し、2010年以来の最低水準になった。中国側の統計によれば今年1-2月、中国の対米貿易総額は19.9%減少した。経済協力開発機構(OECD)は最近になり、中米貿易問題の緊張が依然として緩和されない状況を考慮して、今年の全世界の経済成長予測をそれまでの3.5%から3.3%に引き下げた。


中米両国が互いに関税を追加していることが、両国経済と世界経済を傷つけていることが、ますます鮮明になってきた。両国指導者の合意を実現することは、ますます重要で必要なことになっている。双方は合意書の文案を策定する鍵となる段階に入った現在、交渉のテンポを速め、形式を簡略し、本題に直接切り込んだ。交渉は自然に白熱してきた。

中米の交渉が肝心な段階に至るほど、双方の利益が交わる部分を増やすべきだ。米国の主要な関心事は知的財産権の保護、市場参入とその実施メカニズムなどの分野に集中している。米国のこれらの関心事は、中国が現在進めている改革の深化と開放の拡大の方向と一致さえしていれば、現在の改革開放の過程を進めていく中で解決されることができる。今年のボアオ?アジアフォーラムの年次総会で、中国は開放拡大についての一連のシグナルを発信した。中米双方はこのシグナルから共通点を探し出し、経済貿易についての互いの関心事の解決を進めていくことができる。

来週にはワシントンで第9ラウンドの中米経済貿易ハイレベル協議が開催される。交渉のテンポが加速されるにともない、双方はさらに大きな勇気と知恵と信頼関係により公約数を拡大し、互いに向き合うことを続け、両国指導者の合意を実現せねばならない。


中国側について言えば、一貫した誠意と努力により互恵とウィンウィンの合意獲得を目指すことは間違いない。つまり、交渉が思い通りにいかなくても泰然として対応し、自らやるべきことをやるのだ。1年間の奮闘努力を経て、中国経済はさらに強じんになり、中国人の心情も鍛えられて更に成熟した。貿易摩擦が絶えずエスカレートした2018年、中国の対外直接投資は依然として世界的に見てもトップクラスの1300億ドルという高水準だ。中国への投資は実行ベースで前年比3%増で、過去最高の1349億7000万ドルに達した。この目を見はらせる「成績表」により中国人は「自らのことをしっかりとやる。これこそが、一切の風雨をしのぐ王道だ」と、これまで以上に強く認識するようになった。(CRI論説員)

関連ニュース:

認証コード:
あと150文字
合計/ページ  トップページ   最後  第ページ

澳门威尼斯官网-澳门威尼斯人备用网址-威尼斯人娱乐官网